無駄な確認がなくなり時短とミス予防につながります
イラレで制作中、プレビューについてあまり気にすることはないかと思います。
しかし、状況に合わせてプレビュー表示を選ぶことで確認をより最終に近い状況でできるため、ミスを防止したり結果的に時短につなげることが可能になります。
今回は特に使い勝手のいい2つの機能をご紹介します。
使い勝手のいいプレビュー機能はこちら
- Webに特化!ピクセルプレビューについて
- デザインの確認にトリミング表示
1.Webに特化!ピクセルプレビューについて
ピクセルプレビューは上部表示メニューから選択、もしくはcmd(ctrl)+option+Yで切り替えが可能です。
こちらはWebコンテンツ制作に力を発揮する機能で等倍表示である100%表示より拡大すると解像度が足りている画像やテキスト、ベクターオブジェクトであっても拡大した分、解像度が低く表示されます。
つまり等倍表示でスクリーンにフィットした解像度72として表示してくれるため200%拡大なら解像度36の状態でプレビューが表示されます。
これを使えばプレビューでは見えていたけど実際のWeb コンテンツでは文字が小さすぎてつぶれていた、罫線がぼやけてしまっていた等の状況をプレビュー段階で潰すことが可能です。
2.デザインの確認にトリミング表示
こちらは2022から追加された機能で、こちらも上部表示メニューから選択で切り替えが可能です。
こちらを使うとアートボード外のオブジェクトを一斉に非表示にすることが可能です。
こちらを使えば周りのオブジェクトを隠すレイヤーを作ってデザインの感覚を見る、みたいな作業が必要ないですし、見えないだけで存在はしているためこの状態でもアートボード外に置いておいた素材を持ってくることが可能です。
また、アートボード外のオブジェクトをどかす・隠すといった作業の際に、必要なものまで移動・削除してしまうといったミスも防ぐことが可能です。
プレビュー切り替えによる時短ポイント
- Webコンテンツが書き出さなくても書き出し後の解像度で確認可能
- アートボード外のオブジェクトを一斉に非表示にできるため
デザインバランスを確認したいときに便利
いかがでしたでしょうか?
ピクセルプレビューはWebコンテンツの実際に表示される解像度で確認しながら作業できるためミスの防止はもちろん、書き出し後の確認で発覚・修正・再書き出しの流れが削減可能なので時短につながると思います。
トリミングに関してはアートボード外の作業用に残しておいたオブジェクトやゴミが邪魔でデザインの感覚がつかみにくい時、ミスが起こりがちな移動・削除等の作業をしなくても簡単に確認できますので確認にかける時間を短縮することが可能です。
ぜひ活用してお家に早く帰りましょう!
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