角丸がスタイライズより詳細に？小技がいっぱい長方形シェイプの属性

長方形のシェイプの情報が生きている状態で使える機能と言ったらまずは何と言ってもこちら、角丸の設定です。角丸なんてスタイライズですればいいじゃんと感じると思いますが、実はさらに詳細に設定ができるんです。
上部コントロールもしくは変形パネルから色々と設定できるのでご紹介していきます。

角丸の種類が豊富
まず通常の角丸の他に「内側角丸」や「面取り」の合計3種類簡単に設定できます。

角ごとに設定の変更が可能
角のひとつ一つに角丸の設定ができますので、一つの角だけ角丸にしたり、上半分だけ角丸の設定を変えたりといったことが可変性を残したまま設定できます。

角の設定を生かしたまま
長方形のサイズ変更も簡単
長方形のプロパティからサイズを変更することで角の設定を維持したまま縦横のサイズを自由に変更可能です。

シェイプの情報が生きていれば、どんなに回転しようと縦と横の辺の長さを記憶しておけます。どんなことに役に立つかピンとこないとは思いますが左の図のようにランダムに回転させた図形を正確なサイズで統一したいとき等に使えます。回転を正体にもどしたりと覚えておくと意外と使えるタイミングがありますよ。

パターンを使わず市松模様のような模様を作ると妙に重くなったことありませんか。これは短形図形にはシェイプの情報が含まれているため量が集まると負荷がかかってしまうことが原因です。
解決するには「オブジェクトメニュー」から「シェイプ」→「シェイプの拡張」を選択してください。シェイプ情報が破棄されて軽量化されますよ。逆に短形にシェイプ情報を含ませたい場合は「シェイプに変換」を選択してください。