合成を駆使すれば切り抜き画像しかなくてへっちゃら
今回は切り抜き画像のみしか手元にない場合、少しでも雰囲気をよく見せるテクニック、空間表現のご紹介。
ただ切り抜きを背景の上におくだけに比べて格段に写真に雰囲気が出ますので是非使ってみてください。
切り抜き画像をメインビジュアルにする手順をご紹介
- トーンや影を用いて空間を表現
- 床と壁の制作で表現にプラスアルファ
1.トーンや影を用いて空間を表現
切り抜きを背景色の前に置くだけでは味気ないとき、背景にトーンカーブやグラデーションで切り抜きから離れるほど暗く、そして切り抜きのライティングに合わせて影をつけることで、まるでその空間で撮影したような雰囲気のある写真にすることができます。
↓トーンやリアルな影の付け方はこちらを参考に
背景に紙のテクスチャをさらっと乗算すると雰囲気がワンランク上がるのでおすすめです。
さらに切り抜きの手前や奥に飾り付けのためのアイテムを、距離感に合わせてぼかしとライティングを合わせながら合成することで立体感と世界観も表現でき、メインビジュアルとして成立レベルの画像に仕立てることができます。
↓合成の参考はこちらから
2.床と壁の制作で表現にプラスアルファ
明確に床と壁を設定することで、また違った世界観を表現をすることが可能。
床にしっかりと奥行きを感じるようパースと色味を調整、壁は切り抜きから離れているためぼかしを設定することでリアル感が上がり雰囲気もよくなると思います。
床や壁を作る際はそのまま色ベタから作っても良いのですがテクスチャをつけても床のパース感がより強調されて良いかもしれません。
2つの写真を合成するときのポイント
- ただの切り抜き画像に世界観を持たせ
- メインビジュアルに耐えうる写真にできる
いかがでしたでしょうか?
切り抜き画像しか手元になく、デザインの間が持たない時に使えるテクニックだったと思います。
うまく作り込めばポスターにも耐えうるメインビジュアルも作れるので、材料がないときでも手早くデザインを仕上げる助けになればと思います。
ぜひ活用してお家に早く帰りましょう!
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