デザインに点在する複数の同一オブジェクトを一括修正

まずは定番、シンボルを用いた一括編集をご紹介。
シンボル機能は他にも活用方法がありますが、今回はオブジェクトの同時修正の方法に特化しご紹介します。

シンボルパネルが表示されていない場合は上部ウィンドウメニューからシンボルを選択、表示させてください。

まずはシンボルパネルに複数箇所に使いたいオブジェクトをドラッグしてください。

次に表示されたメニューに書き出しタイプをグラフィック、シンボルの種類が分かれている方はスタティックシンボルを選択してください。
ダイナミックスタイルも便利ではあるのですが、あまり理解せず使うと事故の元となりますので、またどこかで細かくご紹介できればと思います。

シンボル化されたオブジェクトは普通のオブジェクトのようにoption とドラッグやコピペで複製できる他、シンボルパネルからのドラッグでも複製できますので、必要なときに必要な分だけ簡単に複製ができます。

シンボルを編集したい際はシンボルパネルのアイコンをダブルクリック、そうするとシンボルのみのウインドウが立ち上がりますのでそちらで編集すると、配置したシンボルすべてが変更されます。

シンボル化せずとも一括編集できる2022からの新機能、類似のシェイプの一括編集をご紹介。

修正したいオブジェクトを選択したらコントロールパネル右端の類似のシェイプの一括編集を開始のアイコンをクリック。

アイコンをクリックすると編集するオブジェクトにバウンディングボックスが、そして同時に編集されるオブジェクトがブルーのガイドで囲まれます。

未選択の状態になるとこのモード自体が解除されてしまいうため、少々操作にクセがありますが、こちらを使っても一つのオブジェクトの修正で同じオブジェクトに同時反映させることが可能です。
しかし、こちらはよく似た違うオブジェクトも類似として反応している可能性があるので、そちらは注意が必要です。